店舗として、
セカンドハウスとして、
様々なシーンで利用できる
「車両扱い」の移動できる建物、
トレーラーハウス。
「随時かつ任意に移動できる状態」を
維持継続する車両扱いの建物、
トレーラーハウス。
アメリカでは約80年の歴史と文化があり、
店舗・事務所や別荘、住居として
広く利用されています。
日本でも近年、設置の手軽さ、
様々なシーンに利用できることから、
店舗や事務所、セカンドハウスや別荘としての
用途を中心に注目を浴び、
利用者が広がっています。
トレーラーハウスとは？
トレーラーハウスは、タイヤのついたシャーシーというフレームにの乗った構造物で、車で牽引して移動することが可能な「車両扱い」の建物です。自走できるキャンピングカーとは違い、トレーラーハウスにはエンジンがなく、一定の場所に設置して使用します。つまり、用途は建物そのものですが、「車両扱い」のため、建物の規制などを受けることがなく、様々メリットを生み出します。
設置・移動について
移動な可能な状態を維持していれば「車両扱い」となるため、市街化調整区域にも設置可能で、基本的にはどこでも設置することができます。また、建ペイ率や容積率などの規制も受けることなく、心配不要です。
※ただし、完成品を移動して搬入するため、設置場所周辺に狭い道路や急カーブ、急傾斜がある場合や地盤が不安定な場所には設置することはできません。
各種ライフラインについて
電気や水道、ガスといったライフラインについては、一般的な建築物と同じ方法で供給することが可能です。また、トイレやお風呂などついて心配される方も多いですが、給排水工事が行えますので、一般住宅と変わりなく下水道・浄化槽等へトレーラーハウスから出た配管を接続して使用できます。
※ただし、「移動できる状態」を維持するために、特殊備具を使用します。
トレーラーハウスにかかる税金
トレーラーハウスは、「車両扱い」のため、住宅などの不動産とは違い、「動産扱い」となります。そのため、不動産取得税や固定資産税はかかりません。また、車両ではありますが、エンジンを持たず自走するわけではないので重量税も払う必要がありません。
また、法人で購入する際は、減価償却期間は最短4年で、税務対策上、イニシャルコスト、ランニングコストを抑えることが可能なため、不動産に比べて有利になります。
※各種制度・対応について各自治体で異なる場合があります。
断熱性・耐震性について
トレーラーハウスは、断熱性や耐震性についても心配ありません。もともと北欧で発達し断熱性を重視してつくられているため、日本の寒冷地でも十分適応できます。また、気密性も高く、夏は涼しく冬暖かい快適な空間です。地震や強風に対しても、トレーラーハウスは、移動の際の振動に耐えることができるようにつくられているため、多少の振動で倒壊することはありません。ある程度の揺れであれば、タイヤがクッション材となり揺れを吸収してくれます。
使い方いろいろ。
アイディア次第で、
様々なシーンで利用できます。
店舗・オフィスに。
飲食店やテイクアウト店、企業の事務所や管理棟、待合室など、イニシャルコスト・ランニングコストが安い利点を生かして事業の立ち上げなどビジネスシーンへの利用の注目が高まっています。
セカンドハウス・別荘に。
あまり費用はかけられないが、のんびりとくつろげる趣味の部屋や別荘が欲しいという方に、トレーラーハウスはぴったり。自分好みのこだわりの空間が、あなたの理想の暮らしを実現します。
住まいとして。
住まいとしての利用も十分可能。小さい家で無駄なく暮らす、住む場所に縛られず、自由に移動して暮らす、そのようなライフスタイルに憧れを持つ人たちに、トレーラーハウスは人気を集めています。
離れや子ども部屋などにも。
トレーラーハウスは、アイデア次第で使い方は様々。自宅のすぐ傍に離れとして利用したり、子供部屋として利用したり。トレーラーハウスを利用すれば、簡単に増築することも可能です。
小さい家で豊かに暮らす、
タイニーハウスムーブメント。
トレーラーハウスは、
自分らしい生き方を実現する
「小さな家」としても
注目されています。
アメリカでは、2000年頃から
大きな家ではなく、
トレーラハウスなどの「小さい家」に
住む人が増えています。
このタイニーハウスムーブメントは、
「なるべくモノを所有せずにシンプルに暮らす」
というライフスタイルを
支持する人の増加に伴い、
また移動やDIYを楽しめることから、
ヨーロッパなどの先進国を中心に広まり、
そして日本にも広まり始めています。
自分らしく豊かに暮らす家として、
家にかかる費用を安く抑え、
経済的にも自由が得られる
「小さな家」として、
トレーラーハウスが利用されています。
